メイクの話。
私はここ最近メイクをしなくなった。
最近っていうか、たぶん3、4年くらい。
コロナが流行する前は、主人の帰省についていって親戚に会うことが多かったからその時にはメイクしてた。
でも今の自粛生活になってから、人に会うこともほとんどなくなり…。
それに加えて、やっぱり体調との兼ね合いが大きい。
私は毎日はお風呂・シャワーができてない。
それは疲れちゃうからだし、体力がないからだし
病気になってから、お風呂嫌いになった。
昔は帰宅したらお風呂に直行、マンガを読みながら美容の為に毎日長風呂をしてた。
あんなにお風呂好きだったのになぁ…。
そんなだから、入浴は体力・気力があって入れるときに、ということが多い。朝の時もあれば日中みんなが活動しているときもあるし、夜入れるときもある。
化粧って、基本的に朝して夜落とすでしょう?
だから、化粧すると昼間お風呂に入れないんです。
日中お風呂に入って、化粧し直して出かけて…っていうこともやってみたけど、負担がかかるのか、すごい肌が荒れて諦めた。それ以前に私の体力的に続かなかったのが大きい。
なので、私は化粧ができません。というと語弊があるのだけど
できないことが多い、というかんじ。
しかし、最近友人と連絡をとったとき化粧の話になって、
友人(現在2歳児母)から
「化粧は自分のためにしている。
化粧をする=人に会う時、なので、コンビニに行くだけにしても化粧するとか
無理に理由をつけて人に会うようにしている。
人に会う=社会とつながっていると思えるのかもしれない。
子供が生まれて育休に入ってから、どうしても社会との繋がりが希薄になったように思えて、それが寂しかった。
『それでも化粧をしてる限りは社会と繋がっている』と思いたいのかもしれない。」
と、話してくれた。
なるほどーと思いまして。
私は病気になる以前は本当に化粧が好きで、毎日のメイク時間が楽しくて仕方なかった。だからというのも違うけど、「どうして化粧するのか」とか「自分にとって化粧をする意味とは」なんて考えたことなくて。
でも友人の言葉を聞いてから、少し燻るものができたように思います。
私は社会に出て働いたことがないし、大学を卒業して以来、人との繋がりは多くないわけだけど、それほど寂しいと感じたことはなかった。だから友人と同じように感じることはないと思うけど、でもこの友人の言葉は、少し私の背中を押してくれた。
明確な理由は、まだわからない。
でも話を聞いたその日、久しぶりにメイク雑誌を買った。
化粧は確かに好きだった。
病気になって、いつからか化粧をしてときめくことがなくなった。苦痛に思うこともあった。
でも、何かに「ときめく」って大事ですよね。
生活にハリが出るっていうか…
今の生活も十分楽しめている。でもさらに楽しめる可能性を、メイクは秘めてるのかもしれない。私にとってはね。
昨日は夜お風呂も入れたし、今日は化粧しようかな。
まだ時間に余裕あるから、メイク雑誌読むのもいいな。
もう少し、自分を楽しませてあげようと思いました。
ではね!